ヨガをして「こんなはずじゃなかった・・・」となりがちなのが、じつは腰痛。
ヨガは心身の様々な不調に効果的です。
慢性的な腰痛にも効果が期待できますが、ヨガをすることでかえって腰痛になってしまう可能性もあるのです。
なので、腰痛持ち(がち)の人はとくに注意が必要で、必ずしもヨガがおすすめとは言えないのです。
私は15年ほどヨガを続けていて、元々腰痛がちですが、いまだに見極めは難しいな~というのが正直なところ。
ヨガをすることで楽になるか、悪化してしまうかは、なんとも言えないところがあります。
ここでは、なるべく安全にヨガが続けられるように
・ヨガによって腰痛になる原因
・腰痛持ちの人が気をつけるべきこと
・腰を痛めないための予防策
について紹介していきます。
腰痛は誰にでも起こりうるので、楽しく安全にヨガを続けるために、ぜひ読んでいただければと思います!
ヨガによって腰痛になる主な原因
腰痛そのものの原因にはさまざまあるので、特定することは難しいかもしれません。
ヨガを行ったことで腰に痛みを感じる場合は、このような原因が考えられます。
筋肉不足
私自身そうですが、元々運動習慣がなく筋肉量が少ないほうです。
もちろん加齢によっても筋肉量が低下してしまいます。
すると普段行わないような動きをすることで、関節や背骨に大きな負担がかかります。
とくに腹筋を鍛えていないと、背面側の筋肉ばかりを使ってしまうので、腰・背中を痛めることに繋がります。
ヨガは全身の筋肉をバランスよく鍛えることを目的にしています。
筋力がアップしてくると、腰痛になりにくいのですが、そこに至るまでの過程で痛めてしまうんですよね・・・
初心者がいきなり難易度の高いレッスンを受けることは、そういう意味でも危険なのです。
初心者クラスであれば、負荷が少ないポーズがほとんどです。
初心者やブランクのある人は、そうったクラスを選ぶこともポイントですね。
ポージングが悪い
正しいアライメントでヨガを行うことも大事なポイントです。
要は姿勢やポージングの正確性ですね。
なんとなくポーズが取れているつもりでも、実は手足の位置や骨盤の位置の違いで、正確にできていない可能性があるのです。
これはなかなか自分では気づきにくいので、インストラクターにしっかりとみてもらうのがベストです。
できれば、少人数クラスでインストラクターが一人一人をしっかりチェックするようなスタジオが理想的です。
腰痛になった場合の対処法
健康や体質改善のためにヨガを始めたのに、こんな痛みを感じるならヨガはやめたい・・・と思ってしまうかもしれません。
とくに始めたばかりの人やブランクのある人が陥りがちなところですね。
先にも少し触れましたが、
★元々腰痛持ちだったり、ヨガを始めて腰痛ぎみになった場合
⇒まずはインストラクターに相談してみましょう
腰に負担をかかりやすいポーズは都度教えてもらい、無理せず休むようにしましょう。
親切なインストラクターであれば、「腰不安な人はこのポーズは休んでくださいねー」と逐一教えてくれますよ。
また、オンラインやDVDで自宅ヨガを行っている人は、なるべくスタジオでインストラクターの指導を直接受けたほうが良いですね。
オンラインヨガじたいは私も利用していて、とてもおすすめできるものです。
ただし、体を痛めやすい人には、なるべくスタジオレッスンをおすすめしています!
より正確なポージングを学び、指示を受けることで、気持ち的にも安心して受けられますよね。
尚、強い痛みを感じたりぎっくり腰のような痛みの場合は、一度ヨガじたいを休憩するようにしましょう。
場合によっては、病院にかかった方が良いかもしれません。
ヨガブロックやヨガホイールを補助として使う
対策としては、ヨガアイテムを補助的に使うのも良いですね。
体を痛みを感じて初めてそういった器具を使う人も少なくありません。
ヨガスタジオに行くと、ヨガブロックやホイールが置いてあることも多いので、試してみると良いかもしれません。
使い方は様々ですが、腰の痛みが気になる場合は、腰の緩衝材として使うことができます。
これによってポーズが取りやすかったり、ラクに感じるかもしれません。
私の場合は体を反るような姿勢によって、腰の痛みを強く感じます。
なので後屈やブリッジなどのポーズは控えることも多いですし、ホイールを使って試してみることもありますよ。
さいごに
腰痛は程度の大小があれど、多くの人が悩むところですよね。
もちろん無理をしてヨガを続ける必要はないですが、ある程度はうまく付き合いながら継続していくことも大事だと思います。
初めのうちは加減が分からないのも当然ですが、ヨガを続けていくうちにすこしずつ向き合い方も分かってくるはずです。
安心してくださいね♪
ヨガをして腰痛になったからやめてしまうというのはもったいないですよね。
ぜひ一度レッスンの受け方の見直しや補助具を使うことを検討してみてくださいね!