子育ての中で様々な悩みは付き物ですが、トイトレに悩むママさんも多いのではないでしょうか。
うちの子も3歳になった今ではトイレマスターしていますが、トイトレを始めてから上手くできるようになるまでは長く、なかなか進みませんでした。
長期戦になると、かなり疲弊してしまいますよね~
たとえば「5日間で完了しました」みたいな話を聞くと、「え??そんなに簡単にできるの?!」とつい見切り発車してしまったり、「うちの子全然進まないけど大丈夫?」と不安になってしまうこともあるはずです。
そんなスムーズにいくことは、きっとごく一部の例。
結局、よくいわれることですが、親が焦っても結局は子供のペース、慣らしながらその時期を待つことが一番です。
我が家では、息子が2歳になってすぐからトイトレを始めましたが、失敗したな~と思うこともたくさんあります。
躍起になって疲れてしまっていました。
そんな経験を踏まえて、2~3歳にかけて行った具体的なトイトレ方法について、
・どうやって進めた?
・何が失敗だった?
・どんな用意が必要?
を中心に紹介していきますね。
なかなか進まず悩んでいる方やこれから始めようと思っている方に、少しでも参考になれば幸いです。
我が家のトイトレ概要
初めに悩むのは、【トイトレはいつから始めるべき?】というところですよね。
「3歳になるまでには」という目標と、「春~夏のあいだにやらなきゃダメよ!」という義母からの強いプレッシャーから、2歳になったと同時にスタート。
2021.2 おしっこマスター
3 うんちマスター
結局始めてから9カ月近くかかり、けっしてスムーズに完了とはいきませんでした。
それでも、3歳を前に完了できたのは案外まわりの友達よりも早いほうで、本人も得意げ。
毎日何枚も濡れたパンツや服を洗いつづけるのが苦痛で苦痛で。
早くトイレできるようにならないかな~と親の私がひとりでイライラ焦っていました。
とくに寒い時期はつらかったので、一時期はあきらめて完全に休憩した時期もありました。
子どももオムツのほうが安心するようで、そのほうが穏やかに過ごせたり。w
トイトレ開始から7か月目で、ようやくトイレに行くことが習慣化し、おしっこも成功することが多くなりました。
今となっては、トイトレ開始は半年先(2歳半)でも良かったのかな~と思ってしまいますけどね。苦笑
トイレが嫌い・怖い子どもへの対策
まず、息子にとってトイレに行くことじたい気が進まないようでした。
我が家は賃貸マンションですが、トイレがなかなか狭く、もちろん窓もなし。
子どもと二人で入ろうものなら、かなり窮屈でドアを閉めることもできないほど。
息子はそんなトイレの空間が好きじゃないようでした。
私も狭くて閉ざされたこの空間が苦手なので、気持ちはよく分かります。
誘っても頑なに行きたがらないので、少しでもトイレのイメージを良くするための努力はしました。
・シール台紙&シール(ダイソー)
・トーマスの補助便座
・ウォールステッカー(ポスターやカレンダーなどなんでも)
・トイトレ絵本
好きなキャラクターで釣れるのが一番手っ取り早いですよね。笑
トイレの便座にお顔のシールを貼ったり、ちょっとしたおもちゃを置いている友達も多いですね。(広さに余裕があったり、持ち家の方はしやすいですね!)
シールだけ貼って戻ってしまったり、絵本だけ読んで逃げられたりも普通でしたが、とにかくトイレに行くきっかけ作りにはなりました。
まずはトイレが怖い・きらいという意識を取り払ってあげたいですよね。
外でトイレに行くときも、なるべく広くて綺麗そうなトイレを選んだり、色々な場所で慣らしてみました。
ここのトイレなら積極的に座れる、ここは雰囲気が怖いから入りたくない!など息子なりにいろいろな感じ方があったようです。
トイトレの失敗談
私自身、失敗だったのはトイトレが進まないことにイライラしすぎて、気長につきあえなかったことです。
毎日パンツや服を何枚も手洗いし続けることに疲れてしまい、「ねーなんで言えないの?!いいかげん分かるよね?!」と言ってしまうことも。
言葉は比較的早くから出ていたので、なんで言葉で伝えられないの??と子供を責めてしまいました。
でも一度始めてしまったトイトレ、またオムツに戻してしまうのはマズイよな~という気持ちも。
2歳~始めたのはこの子には早すぎたかな~?と思いつつ、始めたからにはと意地になっている部分もありました。
パンツを履いているとおもらしすると怒られる⇒オムツなら大丈夫と考えたらしく、断固「パンツじゃなくてオムツを履く!!」と言う時期もありました。
たしかに、それは賢いな~と。笑
結局、一時期はトイトレに疲れてしまい、日中もオムツに逆戻りした時期もありました。
でもそれでも良かったんだと思います。
勝手に一人で焦って疲れて・・・という感じだったので、本当に焦る必要はなかったなと思います。
まったくトイレに行きたがらなかった息子も、2歳6か月ごろになると、いきなり積極的にトイレに行きたがるようになりました。
大きなきっかけはなかったと思います。
そこからは本当に早く、おしっこ⇒うんち⇒セルフトイレとあっという間に、一人前にできるようになりました。
よく言われることですが、焦る必要はなかったな~~~と。
もっと気楽に過ごせばよかったな~というのは後悔してます。
トイトレアイテム
我が家で使った・使っているアイテムを具体的に紹介していきますね。
トレーニングパンツ
パンツは3層のトレーニングパンツを6枚ほど買って、毎日フル活用。
ちょっとお値段は高めですが、柄などこだわらなければ、メルカリなどで新品でお得に手に入ることもありますよ。
息子には好きな柄を自分で選んでもらっていました。
4層・6層などもありますが、値段も高くなりますし、ごわつくのでそこまで厚くなくても良いのかな~という印象。とくに暑い時期は蒸れるので要注意!
初めからそういったトレーニングパンツを使わずに、普通の薄手の綿パンツを履かせてる子もいますね。
おむつ外しをしたいなら、
・トレーニングパンツ
・普通の綿パンツ
・ノーパン(夏限定?)
という方法にわかれると思いますが、本当にこれは子どもそれぞれに合う合わないあると思います。
我が家もすべて試しましたが、結局ノーパン(暑い時期に下半身裸)と普通の綿パンは、家じゅうでおもらしをされるだけで、ストレスが溜まる一方。
トレーニングパンツであれば、ある程度吸収してくれるので、まだ安心でしたね。
友達の子は、いきなり普通の綿パンツから始めましたが、ちょっと濡れただけでも嫌がる敏感な子だったので、すぐにトイレに行けるようになり、あっという間にトイトレ完了してしまいました。
(同じ時期に始めたのになんでこんなに違うの・・・と焦ってしまいますよね。)
補助便座
ベビーカー用品店に売っている、一般的なキャラクターの補助便座。
踏ん張りやすいように持ち手付きにしました。
それほど種類は多くないので、好きなキャラクターのものを選ぶのが良いですね。
しっかりと足をつけられるように、踏み台も購入。
おまるを使っている人ももちろんいると思いますが、トイレに慣れるという意味ではやや遠回りな気がします。
もちろん環境や子供の個性などに差があるので、おまるのほうがやりやすいという家庭もあると思いますが、なるべく補助便座から始めるほうがおすすめです。
また、外出時にトイレをするとき、補助便座や子供用便座がないこともありますよね。
便座にそのまま座ると落ちかけたことも何度かあったので、携帯便座も買ってみました。
便座をむやみに触ってしまったりもするので、衛生面でも安心感はあります!
案外使う機会は少なめですが、もしものときに使えるように車にいつも載せています。
シール類
ごほうびシールやウォールステッカーなどのおまけ的なものは、セリアやダイソーなどの100均で手に入ります。
シール台紙とごほうびシールがセットになっているものも。
シール台紙は無料ダウンロードもできるので、簡単に用意できますね。
⇒無料台紙
トイトレ絵本
絵本はやはりイメージづくりに便利ということで、1冊は用意しておくのが良いかもしれません。
1.ノンタン おしっこ しーしー
ノンタンシリーズは0歳~でも一緒に読みやすく、息子も大好きでした。
ノンタンや仲間たちがおしっこをしているという簡単な内容ですが、
トイトレへの第一歩としては始めやすい一冊。1・2歳のうちからでも自然と使いやすいですね。
2.おとこのこトイレ
とても分かりやすく、2歳になる前から継続して読んでいました。
とくに男の子は母親からしてもトイレの仕方がちょっと違うので、戸惑うこともあるはずです。
立ってするとき・うんちをした後など、それぞれの手順が分かりやすいのでそういった部分の習得には役立ちました。
3.おむつはずしができる できたよ!トイレ (音と光のしかけ絵本)
よりリアルに近いイメージを持ちやすいのがこれ。
トイレの流す音まで再生できるので、慣らすのには良いと思います。
実際トイレの音が怖いという子もかなり多いです。
場所によってはかなり激しく流れることもありますよね。w
ポスターやシールもついているので、とても便利。
さいごに
トイトレは本当に根気がいるものです。
先輩ママに「トイトレってどんな感じでしたか?」と聞くと、「もう思い出したくないくらい大変だったよー」と苦労した話をよく聞きました。
それほど、悩んでいる人が多く、スムーズにいくことのほうが少ないのです。
我が家もそれなりに苦労はありましたが、3歳になった今では何の問題もなく自分でトイレを済ませてくれるので、かなりラクです!!
おむつ代もかからないので、家計にもやさしいですね。
大変なトイトレのあとにはかなりの解放感が待っています♪
ぜひ気長に少しずつ取り組んでみてくださいね!