生理中でもヨガはキャンセルしなくていい!不調を緩和する効果やウェア対策などを解説

女性にとって毎月何かと悩ましい生理の時期。
生理中は体も重たくて、何をするにも気持ちが萎えちゃいますよね~

みんな生理痛に苦しんでいるのかな?と思いきや、ほとんど生理痛がない人もいるんですよね。(羨ましすぎる・・・!)

私は生理痛がかなりひどく、学校や仕事を毎月休むレベルでした。

体質改善のためヨガを始めて、かれこれヨガ歴15年近くになります。

最近ヨガを始めた人や、これから始めようと思っている人、「生理中のヨガってどうするべき?休んだ方がいい?」という悩みが出てくるかもしれません。

生理中は、軽くヨガを取り入れることでメリットがたくさんあるんです。

血行が改善し、リラックス効果も高まるので、生理痛にも効果が期待できます。

婦人科系の不調に効果が高く、妊活目的ではじめる人も少なくないですね。

なので、生理中でもできれば続けて行うことをおすすめします!
ただし、生理にともなう症状は人それぞれ違うので、ゆるやかなポーズを中心に、体調を見ながら判断するようにしましょう。

生理前になると、体が重くて横になってついダラダラしがちではないでしょうか?
(昔の私がそうで、本当にひたすら痛みがひくまで寝ていました・・・)

もし同じような人がいれば、ぜひ少しずつでもヨガの時間に替えることをおすすめします!

時期によって少しずつ運動量を調整したり、ポーズにも注意することで、より安心してできますよ。

ダイエット効果の高いホットヨガでも、生理中だからと言ってNGということは全然ありません。

どんなクラスの選び方をしたらよいかも、参考にしてみてくださいね。

・生理中のヨガはどんな効果があるの?
・生理痛にも効果はある?
・生理中におすすめのポーズは?控えるべきポーズは?
・生理中のヨガで気を付けることや服装は?

こんなことがわかりやすいように説明していきますね。
特別な知識はとくになく、ヨガ初心者の人でも簡単に分かってすぐに実践できるので、安心してくださいね!

生理のときのヨガは良いの?悪いの?

そもそも、生理中のヨガは体に良いの?それとも良くないの?!
これって判断が難しいところですよね。

人によって生理に伴う症状も違えば、経血量も全然違ってきます。

それでも生理は子宮や卵巣に負荷をかけるので、体の中ですごいエネルギーを使うことに変わりはありませんよね。

そんな時期に激しい動きをすると、体調を悪化させる可能性もあるので、注意は必要です。

一方で、ヨガにはリラックス効果の高いポーズもあり、自律神経を整えてくれます。
腰痛や肩こり・頭痛などの不調にも効果的です。

血行も促進するので、生理中でも”程良く”ヨガを取り入れることがおすすめです!
無理をしすぎない、ゆるやかなポーズが最適。

ハードなポーズは避けるようにすれば、生理トラブルにも良い効果が期待できるんですよ。

生理前~生理後、時期ごとのおすすめ度

女性ホルモンの関係で、時期によって体のコンディションも変わってきますよね。

女性の体ってほんとに不思議ですよね~。
私は数年前に妊活をするようになって、そんなリズムをよく意識するようになりました。

では、時期ごとのヨガのおすすめ度を★で簡単に紹介していきますね。

1.生理前の数日間 ☆★★★★(4)
生理が始まる約10日前~起こる、心と体のさまざまな不調をPMS(月経前症候群)と言います。

下腹部の痛みや腰痛だけではなく、頭痛・イライラ・不安感・むくみなど、特有の症状が出ることも。

リラックス系のヨガポーズを中心に行うことで、精神的に落ち着き、不眠・イライラなどの悩みも解消できます。

腹痛・腰痛がひどい人は、無理せずできるポーズを選んで行うようにします。

2.生理開始~3日目まで ☆☆☆★★(2)
開始から2~3日は出血量が多いので、この時期の運動は気持ち的にも億劫になってしまうかもしれません。
生理独特の不快感ありますよね。

ヨガは基本的にどんな時期でもおすすめですが、ひと月の中で休憩しても良いかな~といえるのがこの数日間です。

ポーズを目的にしたヨガではなく、呼吸法を行ってみたり、下半身をもみほぐして血流をよくするだけでも良いですね。

もちろん無理がなければ、運動量の少ないヨガクラスを受けても大丈夫です。
無理してスタジオに行く必要はなく、家で軽くストレッチする程度でも十分ですけどね。

3.生理後半~ ☆☆★★★(3)
徐々に出血量も落ち着き、症状も緩やかになってくる時期。

ただし、突然運動量を増やしてしまうと、好転反応(疲労感や眠気、からだの痛み)が出たり体に少し負担がかかってしまいます。

この時期に少しずつ体を動かしていき、慣らしていくのがおすすめです。

4・生理後  ★★★★★(5)
体もすっきりして活動的になる時期、ダイエットにも一番効果が期待できる絶好のタイミングです。
肌の調子も良くなって気分も上がってくるので、ホットヨガなどを積極的に取り入れるようにしましょう!

より運動量の多いパワー系のヨガにチャレンジするのも、この時期が良いですね。
普段のんびりと自宅でヨガを行っている人でも、この時期はスタジオに通ってしっかりやる!という方法もおすすめです。

生理中のヨガの効果

生理痛・生理不順にもヨガが効果的

では、”生理中だからこそヨガがおすすめ”な理由について、もう少し詳しく。

ヨガを始めるきっかけは、ダイエットやストレス解消、趣味作り・・・人それぞれありますが、生理痛改善や妊活目的でヨガを始める人も少なくないんです。

婦人科系の不調に効果が高いのがヨガの特徴です。

生理痛を悪化させる原因にはこのようなものがあります。

【生理痛の原因】
血行不良と骨盤の歪み
冷え性
姿勢が悪い

ストレス・過労によって自律神経やホルモンバランスが乱れることが、婦人科系の不調の主な原因といわれていますね。
これらの原因でツライ生理痛に苦しんでいる人は、ヨガによって改善が期待できます。

女性のからだは、血流をよくしてぽかぽか温めることが、とにかく一番大切なんだそうですよ。
そんな女性のからだとヨガは相性がばっちりというわけですね。

ヨガにはホルモンバランスを整える効果もあるので、慢性的な生理不順が改善する可能性もあります。

とくに冬場は体が縮こまって運動量が少ないので、血流が悪くなりがちです。
暖かいお風呂にゆっくり入ったり、ゆるめのヨガをすることで体を温めてあげるのが一番効果的です。

生理中におすすめしたいポーズ

では、具体的に生理中に効果のあるポーズをいくつか紹介します。
骨盤周りをとくに意識してほぐしていき、下半身の血流をよくすることにフォーカスします。

▼チャイルドポーズ

▼弓のポーズ

▼鳩のポーズ

▼三日月のポーズ

生理中に行うだけでも、ある程度の効果が実感できるはずです。
どれも難易度の優しいポーズですが、自分が気持ちがいいと感じるポーズを選んで行うようにしましょう。

普段から継続して行うとより有効で、慢性的な不調を改善したい人にはとくにおすすめです。

生理中ヨガの注意点

生理中は控えたいポーズ

逆に、生理中は控えたほうが良いポーズもあります。
下腹部を圧迫したり、経血が逆流してしまう逆転のポーズはNGです。

生理痛がひどくなってしまったり、経血量がいっきに増えてしまう可能性もあるからです。
とくに貧血気味の人は注意が必要です。

基本的には、妊娠中の禁忌ポーズと共通してくるので、妊娠中の人・妊活中の人も頭に入れておくとよいかもしれません。

▼逆転のポーズ

▼ねじりのポーズ

他にも、下腹部の痛みが強いときは、お腹を刺激するようなポーズは休んだり、そのときの症状を見ながら判断するようにしましょう。

ナプキンで大丈夫?生理中のウェアの選び方

生理前半は経血量が多いので、いくら体が元気でも気持ち的に不安ですよね。

「わぁ出た・・・」というあの感覚、毎度萎えますよね。

ヨガ中はナプキンで大丈夫?という心配もありますが、基本はナプキンだけで大丈夫です。
(私個人的にはタンポンがどうも苦手というのもありますが)

最近は経血カップというのも人気のようですね!

生理中にヨガをするにあたって特別な用意はいりませんが、大きめのナプキンをつけて、ヨガウェア選びを少し気をつけましょう。

私は生理期間中は、”多い日夜用”みたいなのを選んで使うようにしています!念のため。

ソフィのスポーツ用ナプキンも、試してみる価値ありです。

同じラインで「躍動ショーツ」もあるので、セットで使うと、ズレにくくかなり安心して運動しやすいです。

ソフィスポーツナプキン

ウェアは厚手のスウェット素材のパンツがおすすめです。
黒など色の濃いものが無難ですね。

あとは、ヨガマットの上にタオルを一枚ひくなどすれば安心ですね。

あまり無駄に重ね履きしたりすると、ムレてしまってそれも気持ちが悪いので・・・
不快に感じない程度に自分ですこしずつ調整して、ベストな状態を見つけるとよいですね。

ヨガ後のシャワーはどうする?

また、生理中はヨガ後のシャワーを控えるという人も多いですね。
とくにホットヨガのあとはたっぷり汗をかくので、シャワーで毎回すっきりしたいという人も多いと思います。

ただ、スタジオのシャワー室って簡易的ですし、多くの人が絶え間なく使うので、使い終わったあとのこととか気になりますよね・・・・

もちろんエチケットさえ守れば、生理中でもシャワーする・しないは個人の自由です。

不安な方は、制汗シートのようなものでしっかり体をふいて、帰宅後にシャワーするほうがよいかもしれませんね。

ホットヨガスタジオLAVAに聞いてみた

ここまで私は「生理中のヨガはおすすめ」と言ってきましたが、ヨガスタジオではどう言っているか?について。

今まで数多くのヨガスタジオへ通ってきましたが、「生理中は休んだ方がいい」という話は聞いたことはないです。
大手のヨガスタジオは、生理中のヨガについてどのように記載しているか?改めて調べてみました。

全国で店舗数430店舗、クラス展開もかなり充実していて注目度の一番高い「LAVA」に聞いてみました。

生理中のヨガについては、基本的に問題ありません。
ヨガをすることで生理痛を緩和したり、憂鬱な気持ちがすっきりしたりという効果期待できます。
ただ、個人差がありますので、体調を考慮したうえでご利用ください。

LAVA公式サイト:
https://yoga-lava.com/

ということで、見解としては同じで、とくに特別なコメントはありませんでした。

LAVAは、ベーシック・リラックス・パワーなど、クラス展開がかなり幅広く、充実しています。

クラスごとに運動量の目安が数値化されているので、体調を見ながらクラスを簡単に決められるのが魅力。

初心者の人は、クラスが多ければ多いほど、どのクラスを選べばいいの??と困ってしまうのが普通ですが、この数値は分かりやすいですよね。

先に紹介した「生理前~生理後のヨガおすすめレベル」を参考に、「生理開始3日目までは(運動量2)までにしておこう」とか「生理後は(運動量3以上)に挑戦する!」と決めることができます。

もちろん目安ですけどね。

体験レッスンも手軽に受けられるので、ホットヨガに挑戦したい方や、ダイエット・シェイプアップを目指す人にはおすすめのスタジオです。

私はたくさんのスタジオに体験に行きましたが、それぞれ雰囲気やクラス展開、インストラクターのレベルなど、全然違ってきます。

自分に合う合わないが必ずあると思うので、実際に体験してみて、続けられそう!という感覚を見つけてみてくださいね。
何事も継続しないと意味がないので!(^^♪

さいごに

生理に関する悩みは人それぞれいろいろあると思いますが、ヨガに関してあまり身構えなくて大丈夫ですよ。

「いつもより準備をしっかり整えて、いつもより少しゆるめにやる」くらいの心持で十分です。
無理はしすぎないことが大前提です。

私自身は重い生理痛にずっと苦しんできましたが、何もしないよりは、ヨガをやっていたほうが心も体もラクに感じます!
慣れてくると、自分に最適な運動量がわかってきたり、体のリズムもつかめるようになってきますよ。

同じような人も、「生理痛が楽になったらいいな~♪」という気持ちで、試してみても良いと思います。

ぜひ参考にしてみてくださいね。