ご飯食べない子供に毎日イライラ爆発!2歳児と楽しむ食育のやり方


子供の食事問題、本当に毎日悩まされますよね・・・

少食・偏食、食べ方が汚い、好き嫌いが多いなど色々な悩みがありますよね。

私はこのすべてに悩める2歳児男子の母です。

2歳の誕生日を迎える頃から、急にご飯をほとんど食べなくなったのです。

「この量で大丈夫?」と心配になるくらい、一日を通して食べている量はわずか。

幸い、生まれたとき~体つきは大きめでしたが、まわりの友達のほうが良く食べ、どんどん大きくなっていくのを見て焦ってしまって。

みんな楽しそうに「もっともっと!」とご飯を食べる姿を見て、ショックを受けてばかり。

所構わずきつく叱ってしまったり、イライラが爆発して子どもの前で嗚咽することも。

一方の息子は逆切れ、食への興味がかなり薄いのか、とにかく遊びたい様子。

嬉しそうに食べることもほとんどなく、ただ作業的に食べているという感じ。

そんな息子にとにかく食べてほしい一心で、やれることは試してみました。

私自身が実践してみて効果のあったこと、分かったことを紹介していきますね。

もちろんそれが正解というわけではなく、それぞれにあったやり方があると思いますが、少しでも同じように悩む方の参考になれば嬉しいです。

とにかく食べ物や料理に興味をもって楽しんでほしいと思い、始めたことです。

2歳児がご飯を食べない理由

食事だけをとってみても、成長に伴っていろんな変化があると思います。

1.離乳食の頃からずっと少食
2 少食だったけど、運動量増えて食べるようになった
3 よく食べていたのに、食べなくなった

うちの場合は3なので、余計に心配になりました・・・

前はあんなによく食べていたのに、なんで?!調子が悪いのかな?
色々と考えてしまいますよね。

ちょうど2歳になる頃には意思もどんどん強くなり、まさにイヤイヤ期。

とにかく何かにつけて反抗してきます。

母「食べて!」⇒子「食べない」
母「もう寝るよー!」⇒子「お腹すいたよーー」
母「じゃあ食べなよ!(食事出す)」⇒子「いらないー」

わりと早くからおしゃべりができていたので、「ねーなんで食べないの??!教えてよ??!」と強く迫ってしまうことも。

「眠たいのー」「お腹すいてないー」など空返事はするものの、結局本当の理由は分からないんですよね~

保健師さんや保育士さんにも何度か相談してきましたが、

「2歳はそんな時期よ~気分やさんなの。だだこねてみたり、色々自分なりに試しているんですよ~」と。

友だちや親せきがいたり外食しにいくと、テンションが上がりすぎて食べないのが当たり前。

荒らすだけ荒らしてまともに食べない、ただの行儀悪い子にしか見えないよな~と。

みっともないので、ママ友とのランチや外食も避けるようになっていました。

お腹が空いていないわけではない、ただそれよりも遊びたい、TVを見たい、という感じですね。

息子の場合、「脳が食事モードへ簡単に切り替えできない」ということに気づいたのです。

食事中に叱るのは逆効果?

とにかく好奇心旺盛で、落ち着きのない息子の性格もあるかもしれません・・・

でもこんなことが続けば、とにかく食事の時間も憂鬱。

毎日イライラして怒ってばかりでは、食事も全然おいしくないですよね。

子供にとってもそれが苦痛だったと思います。

食事中怒られてばかりでは、たしかに子供にとっても楽しくない時間ですよね。

ママは頻繁にヒステリックになり、たまに泣いているし・・・

でも、ママだって怒りたくて怒っているわけじゃない!!

子供のことを考えて考えて、作って、でも食べてもらえなくて・・・という悲しさ・不安もあります。

食べものをこねたり、フォークとスプーンで遊んだり、汁物で水遊びしたり。

盛り付けを工夫したり、弁当箱に入れてみたりもしましたが、あまり食いつかず。

とにかくイライラする毎日ですが、なるべく強く叱りすぎない、感情的になりすぎない!!と自己暗示。

偏食・少食で慢性的な便秘に

そして、少食のせいなのか便秘がひどくなり、さらに悩みました。

4~5日に1回程度、週1~2回しか排便がなかったのです。

小児科で便秘薬を貰い、毎日飲むようになり少しずつ改善されました。

・好き嫌い(偏食)が多いこの時期は仕方ない

・バランスよく食べれるようになると、自然と解消される

・まとめて出て、苦しくなさそうならあまり心配ない

とのこと。

食事に問題があるとかしっかり食べさせなきゃと指摘されそうだな・・・と思っていたのに、こんなもんだよ~!と医師にも言われて、ちょっと安心。

薬の力を借りて多少リズムよく出るようになってから、少しですが全体的に食べる量も増えました。

食べない子供、私がやってみた対策

・ごはんの前におやつをあげない

・夕方のお散歩をしっかりしてお腹をすかせる

・皿に盛る量を少量にして、おかわりスタイルに

・ハイチェアに座らせて自由に動けないようにする

・1回の食事の量を減らして、間食をさせる

こんな対策はもちろんやってみました。

ダラダラ食べではなく、「食べるべきときに食べる」ということをしっかり覚えてもらいたかったのです。

いつでも好きなときに食べれる→今は遊びたいから食べなくてもいっか!と思われてしまうからです。

でも強制はしない、どうしても食べなかったりごはんで遊ぶなら片付ける、間食の時間にまた出す

という感じ。

3食の時間帯をしっかりと固定して、食べないときは間食で補います。

小おにぎり、パン、焼きおにぎり、ヨーグルト、芋など。

保育園のおやつをヒントに、簡単にすぐ出せる補食を用意しておきます。

(保育園は1歳半ごろ~週2回程通っています)

自分自身も手間やストレスは少しでも減らしたいですからね~

どうせ食べないのに・・・と思って作るほどことツライことはないですからね。

「補食」というように、食事でとれなかったものを補うイメージです。

食べない2歳児の「食育」方法

これらとあわせて、「食育」の視点で実際にやってみたことを紹介していきますね。

食育と言っても、難しいことはなにもなく、子供と一緒に食について学んで触れていくだけです。

意識的に食べ物に目を向けて、もっと関心をもってもらうことが狙いです。

1-1 食べ物の絵本を積極的に読む


赤ちゃんの頃から絵本が好きでしたが、食べものの本はあまり選んでいませんでした。

子供が動物や乗り物が好きなので、そっちばかりを選ぶからです。

でも毎日読むものだし、良いきっかけづくりになりそう!と思い、私が積極的に選ぶようにしました。

純粋に野菜やくだものがでてくる簡単な絵本から、ちょっと難しいけど食物連鎖のお話の絵本もありますね。

写真は一例ですが、とにかく幅広い食材に触れることができれば◎。

図書館で食べ物にかかわる絵本を見つけては、借りて一緒に読むようになりました。

もちろん読むだけではなく、その中で質問してみたり、子供の興味をそそるように広げていくのがポイントですね。

1-2 調理・配膳のお手伝い

簡単なごはんの準備は、子供にもお手伝いをしてもらうようにしました。

ゆで卵を剥いたり、ラップで小さいおにぎりをむすんだり、レタスやキャベツを手でちぎったり。

もちろん時間もかかるので、心にも余裕があるときだけ。笑

とにかくなんでもやってみたい!という時期だったので、

母「ごはん食べよっか!」⇒子「いやだーお腹すいてない」
母「アッ!じゃあお手伝いしてくれる??」⇒ 子「いいよー!!♪」

という流れでスタート。

自分が手伝ったものがどのように調理されて、どんな形で出てくるか?は興味津々。

食卓に並ぶと、「これ、●●ちゃん(自分の名前)が作ったんだよー!」と言って、得意げに嬉しそうに口に運ぶようになりました。

まぁ気に入らなければ、すぐに口から出してしまいますが・・・

まず自分が触れたことで、興味を持って口に入れてみただけでも大きな進歩!!

以前は「これ絶対いらないーー!(怒)ポイ!」⇒終了 ということも少なくなかったので。泣

キッチンにはベビーゲートを付けて立ち入り禁止にしていたのですが、思い切って開放してみました。

ステップを持ってきて、火から離れたところで調理の様子を見てみたり。

あとは、鍋などから好きなものを選んで盛り付ける作業など。

自分で好きな具材を選べる、お皿に載せれるというだけで、責任感が生まれて前向きになるようです!(我が子の場合)

それまでTVのことばかり考えていた息子も、食べ物をじっと見ているとそれなりにお腹が空いてくるようです。笑

この時間は、遊び→食事への脳の切り替え時間だと思っています。

2-1 図鑑で食材をチェック


たまたま買ってあげた図鑑が気に入ったようなので、何冊か購入してみました。

おもには「小学館の図鑑NEOシリーズ」など

図鑑でリアルな食材の姿を一緒に見て、興味を引いています。

野菜や魚などは、調理された状態で見ることがほとんどで、本来どんな姿かは見せていなかったので。

「わぁ~~!これ(実物)とこれ(図鑑)と一緒だね!!すごいねー!!」とオーバーリアクションしてみせます。

すると子供もなにか特別なことだと思うようで、嬉しそう。笑

魚や貝を見るのも好きなので、なるべく調理前に図鑑を見ながら「多分これだよねー!」と確認するようにしています。

子どもにとっては、まだまだ未知の食べ物がたくさんありますからね。

食わず嫌いがあるのも当然、見た目でなんとなく食べたくない・・・という気持ちになることもありますよね。

なるべく本来の姿を見ることで全体像が分かり、警戒心も薄まるような気がしています。(たまに逆効果なこともあるかも・・・ですね)

2-2 野菜を育てて、収穫する


自分で育てたり収穫したものは、もっと特別感が生まれますよね。

私たち大人でも、野菜や果物を採るのってとてもワクワクしませんか?!

プチトマトや葉物は育てやすいので、少しですが一緒に育ててみることにしました。

実家の畑では、ナスやキュウリ、トマト、レモン・・・たくさんの野菜が成るので、一緒に成長を見たり、収穫を手伝ったり。

「これ、じいじが作った野菜だよー!と言って食卓に並べると、やっぱり嬉しそう。

自分や身近な人が作ったという特別感を感じることで、挑戦への一歩にはなりますね。

その野菜が好きになるというわけではないですが、食べてみる”きっかけ”にはとても良かったです。

環境の見直しで気分転換も

他には・・・
・食事の時間に癒し系BGMを流す(TVや音楽は元々無しでした)
・たまには友達と家でご飯を食べる

とにかく子供は食事への執着がないので、食事に集中させることだけをずっと考えてきました。

ただ、基本的に夫が一緒に食事をすることもないので、毎日ほぼ2人きりの食事。

自分自身も煮詰まってしまったり、週1ペースで大爆発をしていまい、少しリフレッシュできる方法を考えました。

たまには、おしゃれカフェ風なBGM(歌詞がない、子供が歌えない)をかけたり、友達を招いて一緒に食べたり。

友達の家やカフェ・レストランへ行って環境が変わると、真新しいものに食いついていっさい集中できないので・・・

週一程度は気の知れた友達に自宅に来てもらって、一緒にランチをするようになりました。

自宅だと子供が比較的落ち着いて食べられるからです。

友達が上手に食べている姿から少しは刺激を受けて、同じようにフォークで食べてみたり。

また、周りのママが子供にどのように食べさせているか、見ることで学ぶこともありますよね。

さいごに

こんな日々のちょっとした努力ですが、少しずつ効果は出ています。

少しでも子供が食事に興味を持ったり、前向きに食べようとしてくれるだけでも進歩だと思っています。

今でも食べムラがあったり、食べないときはほとんど食べないこともあります。

もちろんイライラすることもたっくさんあります。笑

シンクに皿をぶん投げることもあります。

でも、私自身も子供にとっても少しでも楽しい食事の時間にしたい!

そんな思いで始めた食育の時間、長い目で見ても、きっと子供にとって必要なことだと思います。

同じように悩むママさんも多いと思います、ぜひ試してみてくださいね!

大好きなお子さんとの食事が楽しい時間になりますように♪

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