ヨガを始めてみたけど、筋肉痛がひどくてつらい・・・。
これはヨガ初心者さんあるあるですね。
元々運動習慣がなかったり、よほど体育会系でないかぎり、筋肉痛にも免疫がないはず。
けっこう痛いけどこんなもの？！これはただの筋肉痛なの？？と不安になるのも無理はありません。
眠れなかったり日常生活に支障をきたすほど、痛みに悩む可能性もあります。
私自身ヨガは１４年近く続けていますが、痛みには弱く、いまだに筋肉痛に泣くこともあるくらい・・・
経験者でも筋肉痛になるのは普通のことで、おかしなことではありません。
それくらいヨガは内臓や筋肉への刺激が強く、効果の高いものだからです。
普段使っていない筋肉を刺激できてる！とポジティブに捉えることもできますね。
ただし、あまり違和感を感じるようなときは、そのまま続けないでくださいね。
・ヨガで筋肉痛になるのはなぜ？
・筋肉痛になった場合はヨガをお休みしたほうがいいのか？
・どんな予防・対策ができる？
こんなことを中心に紹介していきますね。
ヨガで筋肉痛になるのはなぜ？
ヨガでは、想像以上に普段使わない筋肉をよく使います。
もちろんヨガの種類や難易度にもよりますが、自分がそれほどハードに感じなくても、内臓や筋肉への刺激が大きいのです。
筋肉に急な刺激が加わると、筋繊維に傷がつきます。
普段、運動不足や血行不良で筋肉が固まっていると、それだけ刺激も強くなりがち。
その筋肉が回復しようとするときに筋肉痛となって、痛みを感じているのです。
つまり、筋肉痛になるのは当然ともいえますね。
筋肉痛になったときの対処は？
筋肉痛はだいたい数日経てば回復しますが、応急処置としては、患部を冷やすこと。
炎症が起こっているのでアイシングして抑えましょう。
湿布を貼ったりするのもありですが、お風呂でゆっくり温めると痛みが和らぎやすくなります。
そして、なるべく軽めのストレッチを無理なく続けることが大切です。
完全に休ませるのではなく、少しゆるめに頻度も落としてストレッチ感覚で行うことです。
休ませるよりも軽く筋肉を動かすことで、治りが早くなると言われています。
筋肉痛になったらヨガをお休みしたほうがいい？
それほど痛みが強くなければ、もちろんヨガを続けても問題ありません。
ただし、いつもよりは控えめにするイメージが良いですね。
少し時間を短くしたりゆるめにするなど、身体の状態に合わせて調節してくださいね。
痛みが激しく、しびれるようなときは、一時的にヨガをやめて筋肉を休ませたほうが良いですね。
ケガをしている可能性もあるので病院を受診しましょう。
まれに、筋線維の断裂や靭帯の損傷を起こしていることもあります。
年を取るにつれて筋肉痛の回復も遅れてきますが、１週間以上経っても痛みが残るようなら、ちょっと気にした方がよさそうですね。
ヨガで筋肉痛になりやすい人がするべき対策
１・無理をしすぎない（とくに難易度高いﾎﾟｰｽﾞ）
これは当たりまえのことなんですが、初めのうちはとくに加減が分からず頑張りすぎてしまうことがありますよね。
ヨガスタジオでは、「無理をしすぎないように！」とインストラクターから必ず注意があると思います。
が、まわりの人がやっているようにやらないと！と思いがち。
休むことが恥ずかしいという思い込みは絶対に捨ててくださいね！
私自身１４年ヨガを続けていますが、長く続けるコツは、やはり加減をうまくすること。
いつも100%の状態では絶対にできないので、あきらめる日も作ったりして、気長に向き合わないと難しいですよ～
「痛気持ちいところでとめてくださいね～」とよく言われますが、この感覚が自分で分かるようになると安心です。
２．自宅ヨガの人はヨガスタジオに通う
そもそもヨガは誰でも手軽に始めやすく、今はとくに自宅で行っている人も多いですよね。
ただし、100%自宅ヨガメインで行っている人は、筋肉痛や体を痛めるリスクは高いと言えます。
正しいポーズを取れているか、見てもらうことができないですからね～。
もちろん自宅ヨガにはメリットも多く、スタジオに通えなくてもやってみることは大切ですが。
ひどい筋肉痛や体の痛みに悩む場合は、スタジオでインストラクターの指導を直接受けたほうがやはり安心です！
とくに体を痛めやすいポーズや、難易度高めのポーズについては、都度注意を受けながら、アドバイスも受けることができます。
ある程度直接指導を受けて、ポーズのポイントをつかんだ後に、自宅で続けていくのが良いかもしれませんね。
３．ウォーミングアップを丁寧にする
これは運動をするなら当然ともいえますが、つい忘れがち。
事前にストレッチをして、固まった筋肉をほぐしておくことは大事なポイント。
「より丁寧にする」ことで、対策になるはずです。
少しでも時間に余裕をもって行うようにしましょう。
たとえば私の場合、レッスンの１５～２０分前から自分でストレッチを行うようにしています。
あとは、レッスンは週１回でも、それ以外の日に軽くストレッチをしてほぐすだけでも違います。
急激な変化は禁物なので、それを避けられるように調整することですね。
筋肉について学ぶのも一つ
私はヨガに関する本や雑誌を読み漁ることが好きで、この本は最近見つけてとても面白いな～と思いました。
ヨガの本というわけではないのですが、筋肉のことを中心にとてもわかりやすく解剖学が学べます。
どんな筋肉があって、どんな筋肉を使っているかを知ることで、筋肉痛がイメージしやすくなりますよ～
体の痛みへの向き合い方も変わってくると思います。
これが直接の対策になるわけではないのですが・・・
こんな知識も多少つけることで、よりポジティブに感じられるはずです！
さいごに
私自身も元々運動習慣がないので、筋肉痛には弱く、つらいな～と感じることが多くあります。
これは長年経験してきても、同じポーズをずっと続けていても、強く感じるときもあればほぼ感じないときもあります。
不思議ですけど、そんなものだと思って気長に付き合っていくしかありませんね～！
うちの夫は筋トレオタクですが、彼らのように筋肉痛を楽しめて、気持ちいい！と前向きに感じられるようになると、いいな～と思いますね。笑