書く瞑想ジャーナリングのやりかたは?筆まめではない私がやってみた結果


今までヨガの延長で瞑想を行なってきましたが、最近は”ジャーナリング”が人気だと知り、始めるようになりました。

ジャーナリングは本来「日記」という意味ですが、「書く瞑想」として最近注目されています。

たとえば1日5~10分と時間を決めて、その間自分のうちにあることやテーマを決めて書き出すことが大きな特徴。

それを習慣として続けていくことで、心のうちにある感情を整理したり、ストレスを解消することもできるのです。

私自身マメなほうではないので、今まで日記をつけたり、手書きで何かを日々書くような習慣はまったくありませんでした。

子供が生まれてからも成長を記録しようと思いつつ、まったく続かず・・・

ペンを持つという習慣さえもしばらくなかったので、新鮮で良いかも!と思い、始めてみました。
書くことで脳も鍛えられますしね。

SNSでつぶやいたり、綴っていくのとはやはり全然違います。

これまでSNSで発散することが多かったので、スマホやPCから離れる時間という意味だけでも、とても効果的です。

これまで手書きする習慣が無かった人や、日記なんて数十年書いたことがないという人にこそ、おすすめしたいです。

・ジャーナリングってどうやるの?
・何か用意は必要?
・どんな人に向いている?

こんなことを分かりやすく紹介していきますね。

ジャーナリングの効果・目的

「書く瞑想」と言われるように、ジャーナリングには、気持ちを落ち着かせたりリラックスにつながる効果が期待できます。

・内にある感情に気づき、整理する
・ネガティブな感情をひきづらない
・自分を客観視する
・後々振り返れる

このように、様々の効果があるのです。

一般的な瞑想はじっと目を閉じて胡坐の姿勢で行うものが基本ですが、それはちょっと苦手・・・という人も少なくないと思います。

方法は違っても、求めるものや効果は同じです。

・考え事が多くて寝付きが悪い、睡眠の質が悪い
・心がモヤモヤすることが多い
・ストレスを発散する場所がなく、心身の不調を感じる

そんな人は、夜寝る前にジャーナリングを行う時間をつくってみると良いかもしれません。

ジャーナリングのやりかた

時間とテーマを決めて、それに沿って書くというシンプルなものです。

時間はとくに決まっていませんが、5~10分程度で十分です。

テーマもその日によって、色々と変えていくのが良いですね。

仕事・家族・恋愛・・・なんでもOKです。
大きなテーマで書いても良いし、その日一日の感情・振り返りをそのまま綴っていくだけでも良いです。

自分だけの日記ですからね。

決められた時間の間、”なるべくたくさん書き出す”という課題に取り組むイメージです。

あまり、テーマなどについては考えすぎると「何を書こう?」と悩んでしまって余計ストレスになるので、考えすぎなくても大丈夫です。

ルールも無ければNGなこともありません、とにかく自由にストレスが無いように書き出していくことが一番大事です。

ジャーナリングで用意する物

筆記用具

時計

たったこれだけです。
ペンでも鉛筆でも、もちろん好きなものでOKです。

私自身、久々にペンや鉛筆をまともに持つようになり、筆記用具選びは案外悩みました!色々試しながらやっています。

初めのうちは10分でも、集中して書きなぐっていると、けっこう手が疲れるんです。(笑)
とくに普段書く習慣が無い人はきっと疲れるはず。

また、シャーペンが折れて集中力が切れるということもありますよね。

私自身はやってみて、鉛筆のほうが筆圧が快適だったり、折れにくいので安定感があるということで、よかったです。

紙ももちろん何でもOK。ノートを用意しても良いし、裏紙でももちろんOKです。

筆記用具と紙は、自分であれこれ使いながら一番落ち着いて書きやすい、集中しやすいものを見つけていくのが良いですね。

時計はもちろん時間を計れれば良いのでスマホでも良いのですが、私はあえてスマホと離れたいため、基本はキッチンタイマーを使っています。

ジャーナリングをやってみて

私自身、ジャーナリングを始めるようになって良かったと思えることがたくさんあります。

・書きなぐるだけでもストレス発散
・誰かの反応を気にすることなく、素直な感情を出せる
・無心で書くことで、後から自分の気持ちに気づいたりできる

私は今までtwitterやInstagramで発信することが、ひとつのストレス発散になっていました。

ただし、その中で100%自分の素直な感情や負の感情を表現できるか?といったらそうではなく。
人には言えないこと、表には出しづらいような悩みもたくさんありますよね。

もちろんSNS上で友達に共感したり反応してもらうことで救われる部分もありますが、心の中のモヤモヤが解消しきれない部分も。

ジャーナリングを行うようになって、そういった部分も発散していくことができるようになりました。

科学的にも、書くことじたいが脳の活性化になるので、意識的に書くことはとても大切だそうです

ちょっとしたことでもスマホにメモをしたりすることも多かったのですが、あえて紙に書き出してみる。

そんな習慣をつけることで、集中力を鍛えたり、気持ちを落ち着かせることができるといえます。

日記に限らず、あえて手書きをしてアナログっぽい生活をしてみるのもいかがでしょうか?

さいごに

ここ1年以上、コロナ禍で人とのつながりがかなり薄くなってしまい、余計に感情をため込みがちですよね。

なかなか発散することもなく、自分の中にモヤモヤが溜まってしまうのも当然です。

毎日ではなくても、1日おきや週に3日など、ある程度習慣づけて続けていくことで、少しずつ効果が感じられるようになるはずです。

ヨガやストレッチで軽く体を動かすのももちろんストレス発散になりますし、ジャーナリングもそんな方法のひとつで考えてみてはいかがでしょうか?

スマホから離れる時間が必要と分かりながらなかなか離れられない人にとっても、ジャーナリングを行なうことで脱SNSにもつながるかもしれません。

気軽に始められる方法なので、ぜひ試してみてくださいね!