体にも心にも様々な良い効果が期待できるヨガ。
実際ヨガを始めてみたけど、終わった後なんか調子が悪いな~~と気になって「なんでかな?」と調べる人も少なくないはずです。
実は多くの人が感じる眠気や不調は、ヨガの”好転反応”と言われるものです。
個人差はありますが、初心者の人や久々にヨガを行う人には特に出やすい症状なのです!
これを知らずに、「自分にはヨガは合わなかったんだなー」と思い込みでやめてしまうのはもったいないです!!
私はヨガ歴14年近くになりますが、今でも少しブランクがあれば強い不調に襲われます。
強い眠けに襲われたり、なんかお腹の調子が悪かったり・・・倦怠感にやられます。
ヨガに好転反応は付き物と言っても良いですね。
なので、あまり心配しすぎる必要はありませんが、原因や対策について私自身の経験も入れつつ触れていきますね。
・ヨガの後の不調はなぜ?
・好転反応とはどんな症状がでるの?
・対策はできるの?
というポイントについて、参考になればと思います。
ヨガの好転反応とは
好転反応とは、そもそもヨガ独自のものではなく、整体やマッサージでも使われる言葉です。
体が本来の正常な状態に戻ろうとして、一時的に身体が不調になることです。
ヨガにも様々な種類がありますが、思った以上に体内への刺激になっているんですよね。
筋肉痛になるのは想像もつきますが、内臓までけっこう刺激されているんですよね~
以前は整体などにもよく通っていましたが、必ず最後に「この後だるさを感じやすくなるので、しっかり水を飲んでくださいね~」と言われます。
これらが、体の機能を回復するために起こる”デトックス反応”ですね。
とくに体の歪みがひどい場合や、体内に毒素がたくさん溜まっていると、それだけ反応が強く出やすいと言えます。
好転反応で出やすい症状
一般的に出やすい好転反応の症状には、このようなものがあります。
・眠気
・下痢
・頭痛
・体のだるさ
・肌の吹き出物
私自身も、とくに眠気・下痢からの体のだるさはよく感じます。
生理前の不調に似てるな~と個人的には感じますね。
(あまり意識していないと、「ん?生理が来る?いや・・・まだだよな」⇒「あっヨガしたからか・・・(納得)」というのがよくあります。)
血行が良くなり、体内に溜まっていたものが出ていこうとすることをイメージすると、なんとなく原因は理解できますよね。
ヨガでは体をひねったり、腸を刺激するポーズも多いので、それにより排泄が促され、お腹がゆるくなるのもよくある症状です。
肌荒れやかゆみも、体内の老廃物が出ていく症状です。
なんか肌の調子が悪い・・・という違和感も、実は好転反応が原因だったということもありますね。
好転反応の出る期間
ヨガを始めたばかりの人はとくに、「この不調はいつまで続くの・・・」と不安に感じるかもしれません。
すぐに症状が出なくなる人もいれば、何カ月も続くという人もいて、これは個人差が大きいようです。
ずっと不調が慢性的に続くというよりは、ヨガの後に不調が起こる⇒落ち着く・・・を毎回繰り返すイメージですね。
私もそうでしたが、元々運動習慣がなくて血行が悪かったり、骨盤がひどく歪んでいる人は、症状がしばらく続くかもしれません。
先にあげたような症状が出るものと、意識しておいた方が安心ですね。
産後しばらくはだいぶヨガから離れていたので、久々に再開したときも症状が明らかに出てきました。
少しずつ慣らしていくしかないな~と割り切りも肝心です!
好転反応への対策
では、対策としてあらかじめできることはあるのでしょうか?
正直言うと、やはり体内の変化なので裏技的なものはありません・・
とくに不安な人ができることは、このような対策ですね。
ゆるめのヨガから徐々に慣らしていく
初心者やブランクのある人はとくに、ゆるめのヨガから少しずつ慣らしていくことが大事です。
何事でもそうですが、やはり少しずつステップアップしていくことで、急激な変化を避けられます。
私の場合、産後はコンスタントにヨガができるわけではないので、時間ができるとつい「今日はしっかり動くぞー!!」と張り切ってしまいがちです。
ただ、そうすると変化による刺激が大きい分、後から効果することに・・・
もちろん筋肉痛ももれなくついてきますね~(しかも年のせいか時間差でやってくる!!)
時間と環境を選ぶ
なるべく時間帯や環境(場所)を考慮し、不調になったらすぐに休めるようにしておきましょう。
最近はオンラインヨガなど、自宅で行うヨガも人気となってきていますね。
自宅であれば、より自由に休みやすいので、そういう不安も解消しやすく◎。
なるべく時間に余裕があるときにヨガを行い、終わった後もそのままひと眠りしたり瞑想したりと、ゆっくり過ごすことができますね。
ヨガは、本来どんな時間帯であってもそれぞれ効果的といえます。
ただ、好転反応が出やすいと感じる方は、なるべく夜寝る前に行うのがおすすめです。
そのまま寝てしまえば、朝起きてすっきりとしていることが多いはずですよ~
水分補給を適度に行う
人それぞれの適量があるので難しいですが、飲みすぎても飲まなさ過ぎてもダメなんです。
また、ヨガ中にいっきに量を飲んでしまうと、よけいに胃腸に負担をかけてしまいます。
なるべくヨガを始める前・最中・終わった後とそれぞれに分けて少しずつ飲むことで、負担を軽減できます。
私の場合、内容にもよりますが、30-50分で前後含めて500mlが1本あれば丁度良いくらいです。
常温の水が一番刺激が少なく、おすすめです。
自分で調整しながら、一番ベストな量とタイミングを見つけていくことも大切になってきます。
まとめ
人によって症状の感じ方は様々ですが、一度不調を感じると「またあんなふうになったら嫌だな・・・」と思ってしまいますよね。
それでも、ヨガは体内から改善してくれるのは間違いありません。
症状が強く出る分、「こんなにも変化が出てるんだー!!」と喜べるくらいに、発想を転換?できるようになると良いですよね。
とにかく誰にでも起こる症状なので、心配しすぎる必要はないということです。
ただし、私のように症状に敏感で不調を感じやすい人は、対策をしてみてくださいね。
少しでもストレスなく、ヨガを楽しめるようになれればよいですよね♪
自分自身の体をしっかり理解したうえで、不調との向き合い方も身に付けられるようになると良いと思います。